おすすめ日本のストレッチ、真向法(まっこうほう)をご紹介します。
真向法は第1体操〜第4体操の全部で4つの体操からなります。
とてもシンプル、かつ効果的な体操です。
この4つの動作を行うことで、
姿勢のゆがみを調整し、
身体の末端に滞った血液を心臓に送り戻し、血流を良くし、
身体をやわらかくして心と身体の健康を保ちます。
起床時か就床前に行いますが、
お風呂上がりにやりますとより効果的です。
やるとやらないでは体調が全然違います。
是非一度チャレンジしてみてください。
おすすめします!
畳一畳程度のスペースがあれば十分です。
体操を行う際には以下のことに注意します。
●体操のポイント
1.呼吸に合わせて以下の動作を行う。
呼吸のリズムは2秒で吐きながら曲げ、1秒で吸いながら戻すのが基本。
2.腰を立て、股関節を中心に曲げ伸ばしをする。
3.上体の力を抜き、動作を大きくやります。
4.第一体操、第二体操、第三体操をそれぞれ10回ずつ1セットとして、
2セット〜3セットおこないます。
※1セット目はどうしても身体が硬く、曲がりにくいですが、
2セット目になると曲がりやすくなります。
5.第一、第二、第三体操を2〜3セットやったあとに、仕上げに第四動作を行います。
※最初は無理をせず、できる範囲で長くやります。
慣れてきたら、3分を目標にやります。
だんだんに筋肉を伸ばすのが気持ちよくなり、やっているのが苦ではなくなります。
●注意事項
1.最低1日1回、できれば朝晩やります。
2.食後すぐは避けます。
3.けっして無理をしない。
第一体操

←・→

足裏を合わせて座り、前屈と起き上がりを繰り返します。
尻から足にかけた外側の筋肉を伸ばすのが目的
ポイント1. 腰を立てる
ポイント2. 両膝を下げる
ポイント3. 足の裏を上に向ける
ポイント4. かかとを体に引き寄せる
第二体操

両足を伸ばして座り、前屈と起き上がりを繰り返します。
太ももの後ろからふくらはぎの筋肉を伸ばすのが目的
ポイント1. 股関節から曲げる
ポイント2. 足首を手前に返す(70度程度は立てる)
ポイント3. 膝をできるだけ伸ばす
第三体操

脚を左右に開脚して座り、前屈と起き上がりを繰り返します。
脚の内側の筋肉を伸ばすことが目的
以上です。
ポイント1. 脚を150度程度に開く
ポイント2. 足首を手前に返す
ポイント3. 股関節から曲げる
第四体操

割り座で座って背を後ろに倒し、ゆっくりと腹式呼吸を行います。
3分くらい続けられれば理想。無理をせず体調と相談をしながらやってください。
足首と膝の関節を柔らかくすることが目的
ポイント1. 両脚の間に尻を落とす
ポイント2. 両脚の股の内側をつける
ポイント3. すねを床につける
YouTubeで「真向法」の動画を見つけました。
ご参考にどうぞ。↓